本文へスキップ

名古屋市 北区・東区の学習塾  明和,向陽,瑞陵,名西高校の進学と指導  大学・高校・中学受験  集団一斉授業・個別指導

TEL. 052-914-8844

〒462-0833 名古屋市北区水切町6-90-2

敬倫塾 塾長からの提言 2017年2月15日号

内申37で菊里高校合格 ある学習塾のキャッチコピー

当塾の生徒で、菊里高校の受験を考える人は、1年に1人いるかどうかです。この高校は、旭丘を第1志望校にしたり、名東を第2志望校として受験できます。交通の便がよく、難関大学進学者もかなりいます。尾張1群に属します。近くに尾張2群に属する千種高校があります。難易度に大きな差はありませんが、難関大学進学者数では、大きく差をつけています。全県模試での偏差値からすると、内申41以上なら合格可能性大と言えます。内申37で合格することはかなり難しそうに思えます。昨年までは、そうだったと思います。ところが、本年度の公立入試から、内申点よりも当日の学力がさらに重視されるようになります。内申というのは日頃の学習態度を評価するもので、必ずしも内申点が高くても、学力が定着しているということではありません。そこで、学力が本当についているかどうかを測るため、入試の得点合計を100点満点から110点満点に変更し、また入試における学力テストの難易度を昨年よりも上げてきそうです。このため、内申37でも当日の入試で高得点をとれば合格ということも可能となるのです。

先日、公立高校の受験校決定のための個人懇談を行いました。私は、受験校を決めるとき、入学後のことを考えて行います。偏差値が大幅に低いのに、内申がとても高い生徒に対しては特に慎重にならざるを得ません。レベルの高い高校では、先生達全員が各教科の成績が5または4であると思って授業をします。そのため、中学時代、提出物をきちんと提出し、定期テストでは高得点をとっていたけれど、範囲のないテストは弱い、いわゆる実力のついていない生徒は悲惨な目にあいます。子供達の中には、短い時間で多くの知識を蓄えることができたり、分析力の優れた子がいます。一方、長い時間勉強しているのに、なかなか学力が定着しない子もいます。そういった特性をよく見極めて進路指導をする必要があります。

さて、当塾は昨年、試験直前月でない週の指導を週3日に致しました。多くの学習塾が週2日の指導のため、週4日は負担が大きいという人達の声を聞いてのことです。ところが、学力重視の時代に突入した今、週の指導時間を増やそうとしている塾もあります。難関大学までの進学を考えて高校選びをするとき、5教科すべて偏差値57以上の実力をつけておく必要があります。学校の成績は実力を的確に表してはいません。模試で、いつも57以上の評価が得られるような指導ができるようにしたいと思います。理科・社会の実力をどのようにしてつけるかが今後の課題です。平成30年の3月を目途に、敬倫塾の指導がより強固となるように考えています。

皆様のご意見をお聞かせ下さい。

敬倫塾塾長 加藤敬志
2017年2月15日号

バナースペース