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名古屋市 北区・東区の学習塾  明和,向陽,瑞陵,名西高校の進学と指導  大学・高校・中学受験  集団一斉授業・個別指導

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敬倫塾 塾長からの提言 2014年1月15日号

通知表の評価と公立高校入試

私は本校で指導しているので、公立中学生のほとんどが、若葉・八王子の中学生である。両校とも、通知表の評価(1〜5の5段階)は、定期テストの成績だけでなく、提出物の状況、授業態度を重要視している。どの教科も、一番上の欄は「関心・態度」である。この欄にCの評価があると、どんなに定期テストでいい点をとっても、たいていは3しかもらえない。逆に、定期テストの成績が学年で100人中70番くらいでも、3はもらえる。評価3をもらう生徒の学力の差はとても大きいといえる。ペーパーテストでは個々の学力に順位をつけることができるが、音楽、美術、保健体育、技術家庭では、実技のウエイトが高い。作品の提出状況、作品に取り組んでいる態度が重要視される。これらの教科は、余程のことがなければ、誰しもが3以上はとれる。しかし、1、2の評価をもらっている生徒もかなりいる。その人達のほとんどに言えることが、授業中の態度に問題があるということだ。それを改めれば、3がもらえるのに損をしている。

ところで、公立高校の難関校に進学したいと思う人は、年々、増加の傾向にあるといってよい。合否の判定のほとんどは、中学3年生の3学期の通知表評価点と学力テストの点数で決まる。3学期の通知表は、合計が何点であるかであって、どの教科に5があるとか4があるとかは関係ない。だから、実技教科が1〜2の人は、合計点がとても低い。そのため、高校入試で大幅に不利なる。2学期の通知表をよく見てほしい。公立高校なら、ほとんどの人が学費0円であるが、私立高校なら授業料等が多い人だと月4万円くらいかかる。大学まで進学したいと思っているのなら、ここらで気を引き締めて欲しい。

進学したい高校 必要な通知表の合計
旭丘・明和 43以上
菊里・千種 41以上
向陽・瑞凌・名東 39以上
桜台・昭和・旭野 36以上
松蔭・名西 34以上
熱田・北 32以上

(注)通知表の合計が27以下で合格する公立高校の普通科はないと思っていた方がよいでしょう。

敬倫塾塾長 加藤敬志
2014年1月15日号

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