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昨年度の公立高校入試における注目点の主なものを3つ挙げます。
(1.についての補足)
多くの高校は、当日の学力試験を重視しています。これをV型と言います。合格者はA・Bから選抜されます。
A…@3年生の3学期の評定合計×2(90点満点)
A学力試験の成績×1.5(165点満点)
@Aの両方ともが定員以内である者。
B…Aに入らなかった者。 V型では、当日の学力試験(本物の実力)が重視されます。
(2.についての補足)
学校での定期テストはよいが、範囲が決まっていない実力テストや模試に弱いという人は、是非とも推薦入試を利用して下さい。実力に不安がある人が高いレベルの高校に合格した場合、入学後が不安ですが、敬倫塾の高等部が応援します。ただ、英・数・国・理・社のすべての科目において実力がない人は、私立高校を選んだ方がよいと言えます。
(3.についての補足)
倍率の変化
(ほとんどの人が第一志望校とする最難関校)
旭丘 | 明和 | 向陽 | |
2016年度 | 1.63 | 1.80 | 2.63 |
2017年度 | 1.43 | 1.85 | 2.14 |
菊里 | 千種 | 端陵 | 桜台 | |
2016年度 | 2.49 | 2.36 | 2.64 | 2.16 |
2017年度 | 2.50 | 2.42 | 2.54 | 2.09 |
昭和 | 名西 | 松蔭 | 熱田 | |
2016年度 | 2.20 | 2.17 | 1.67 | 3.07 |
2017年度 | 2.16 | 2.86 | 2.36 | 2.91 |
レベルが最も高い組み合わせは、旭丘-菊里ですが、志願者は大きく減り、昭和-千種が増加しています。旭丘生の多くが浪人となっているのが原因かもしれません。桜台や昭和は微減です。名西は大きく志願者が増え、今後も高い人気となりそうです。松蔭の倍率は上がりましたが、これは昨年人気を失くしていたところ、1・2群共通校となったために倍率が上がったことが原因のようです。また、中村等との併願が可能になったことも原因だと思います。
今年の3GAクラスの生徒には言っていますが、本年度は1学期からは次のように考えるのがよいと思います。
通知表評定 | 模試偏差値 | |
旭丘・明和・向陽・菊里 | 43以上 | 68以上 |
千種・瑞陵・桜台 | 39以上 | 66以上 |
昭和・旭野・名西・松蔭 | 36以上 | 60以上 |
皆様のご意見をお聞かせ下さい。