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敬倫塾 塾長からの提言 2018年1月15日号

NHK「大河ドラマ」から得たもの

私は昨年の12月30日から1月2日にかけて、昨年に放映された「あんな城主直虎」をすべて観ました。その前の年も、一年分を年末からの3~4日間で観ました。録画をしておけば、余分な所をすべて、カットできるので、このことを気に入っています。

歴史ドラマや小説に対しては、多くの批判があります。史実とは大きく異なる部分がかなりあるようです。「忠臣蔵」はその最たるものかも知れません。「史観」という言葉があります。 「歴史的現象を解釈する見方」という意味です。歴史を忠実に再現することはできませんので、歴史ドラマ等を製作する人等は、そこに自分なりの「私観」を注ぎます。登場人物は、こんなふうに感じて行動したのではないだろうかという思い入れが込められます。ドラマを観る人達や、小説を読む人達に、自分が思い描いた人物像を知ってもらいたいという願いを伝えています。私達は史実は史実として受けとめ、登場人物の心情はこんな風であったのか、自分ならばどうしたのかというように考えれば、ウソが散りばめられていても、それにこだわる必要はないと思えます。

さて今回の「おんな城主直虎」から私か得たものは、次の4つです。
(1)どんな事に対しても「無理」とは決めつけず、できる限りの事をしてみる。
(2)常に「領民」のための幸せを考えて行動する。
(3)「調略(はかりごとをめぐらすこと)」は全て悪いとはいえない。
(4)苦言を呈する人が実は自分の真の味方であることに気づかなくてはならない。

(2)は塾の経営姿勢にも関係します。敬倫塾・敬倫メイツは塾生や保護者の方々の信頼の下で運営されています。皆様方から納めて頂いている受講料は尊いものです。それを財源として、どこよりも値打ちな指導ができるように常に考えて運営しなくてはなりません。

(3)は無益な争いで血が流れたり、人々を悲しませることなく、国を統一するのは、決して悪いことではないということです。会社同士の合併・吸収のときには、調略が必要ということになるでしょう。

(1)と(4)は塾生の皆さんにとっては大事なことです。

夢をもつことが大切です。全力を尽くしてもいないのに、「無理」という言葉を使うことは絶対にしてはいけません。親とか先生とか真の友達は、皆さんにいろんなアドバイスをしてくれます。そういった人達は、自分の利益のためではなく、皆さん達の利益になるようにと思って苦言を呈することがあります。苦言は「励ましの言葉」であると思って下さい。

皆様のご意見をお聞かせ下さい。

敬倫塾塾長 加藤敬志
2018年1月15日号

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