TEL. 052-914-8844
〒462-0833 名古屋市北区水切町6-90-2
文系学部の最難関は法学部です。次は経済学部でしょう。企業への就職に最も有利であり、高級官僚の多くは法学部等の出身者です。大学を卒業した人達が、司法試験に挑むために学ぶ場が法科大学院です。新聞の報道では、開設当時の2004年度入試では受験者が40,000人を超えていたそうです。司法試験合格者を増やす必要性から、法科大学院が各地に設置されたのに、入学定員はどんどん減少し、本年度はたった3,169人だったそうです。(受験者数は9,351人)
この法科大学院は、合格率が発表され、改善されないと募集は停止され、廃止されてしまいます。学力があり、真剣に学ぼうという学生を集める大学院は残り、そうでない大学院は早晩廃止となります。
北海道大学
一橋大学
大阪大学
同志社大学
計4校
名古屋大学 | 41/70 (約59%) |
愛知大学 | 12/20 (約60%) |
南山大学 | 7/30 (約23%) |
名城大学 | 6/25 (約24%) |
中京大学 | 4/20 (約20%) |
愛知学院大学 | 1/20 (約5%) |
2016年度入試から、静岡大学、愛知学院大学等の5校が募集停止となります。
現在の司法試験では、合格の見込みがない人には、早々と諦めてもらう方向にあります。また、きちんと学生を指導できない大学院はどんどん廃止されていきます。本気できちんと資格をとりたい人だけを育てるという観点からは、厳しいけれど、良い事と思えます。
(付記) 当塾の卒塾生で、最短コースで司法試験に合格し、現在弁護士として活躍している人がいます。その人は、中学時代から、どんどんと学力をつけ、高校3年生の時には、自分が将来進むべき道をしっかり決めていました。また、それに相応する学力も、驚くほどつけていました。自分の夢をかなえるため、毎日を大切に生きていました。