進学説明会へのご参加ありがとうございました

高校を選ぶ際のポイントは?

本日10時より進学説明会を開催致しました。前半は敬倫塾塾長の加藤敬志より、後半は私、鈴木より、今年から実施されたマークシート形式における入試、進学高校を選ぶ際のポイントについて、説明させて頂きました。居住学区によって、進学先が決定される公立中学校とは異なり、公立高校では尾張学区という広範な範囲となることから、中学校と比べて、通学時間が長くなるケースが大半です。そのようなことを踏まえて、1日24時間という限られた時間を有効にするためにも、「通学時間」を考慮して、進学先を考えていくことについて話をさせて頂きました。この条件を踏まえた上で、敬倫塾のある名古屋市北区と東区を考えた場合、公立高校普通科では名古屋西高校が、良い条件であることを述べさせて頂きました。

今年度入試で大人気の瑞陵高校

今年は例年以上に多くの受検者があった瑞陵高校ですが、こちらは、明和高校向陽高校を第一志望校とした場合、千種高校と並んで、併願先に選ばれることが多い高校です。その瑞陵高校ですが、今年度の入試動向から見ると、千種高校Ⅲ型入試(従来通り、当日点を1.5倍とする)のに対して、瑞陵高校Ⅴ型入試(当日点を2倍とする)となりましたが、昨年度は、進路希望調査でも多くの受検希望者があり、実際の受検者も多く、最終倍率は3.69倍でした。事前より、受検希望者が多いことが分かっていたので、それを見越した上で、内申点41以上の成績上位層がより多く受検したことから、大激戦となりましたが、今後も注意が必要です。

2024年入試はどうなる?

今年の中学校3年生は1年生より新しい学習指導要領で学習が進んでいる最初の学年です。愛知県公立高校入試では新課程内容の出題がありませんが、2024年入試では、英語の現在完了進行形・原型不定詞・仮定法、数学の四分位範囲と箱ひげ図、理科のダニエル電池・イオン化傾向など、新課程における学習内容については注意が必要になってきます。

問題の難易度は?

2023年入試では、数学の平均点が15.2点となり、この3年間で最も高い平均点となりました。このことから、数学は難化することが十分考えられます。一方今年の社会は平均点が11.5点となり、この3年で最も低い点数となりました。2024年入試では、全体的に問題の難易度は高くなってくると考えて行った方が良いでしょう。

平均点が低いと点数が取れない?

平均点が低くなると問題が全体的に難しいのでは、と判断される方もいるかと思いますが、ここでは見極めが必要です。例えば今年の社会は平均点は低いですが、12点までは取りやすい問題です。つまり、それなりの点数を取ることが出来る問題ですが、高得点が取りづらい問題なのです。すべてを選ぶ問題では、多くの受検者は2つまでは選ぶことが出来ても、3つ以上を選ぶことについては、非常に心理的不安が増加します。このため、社会の力がある受検者でも、多数選択で正答に辿り着けない状況が生じてきます。これと同様に、他教科でも、ある程度の得点はできるが、高得点を取ることが難しい問題が増加してくることが考えられます。

夏期講習で「経験」と「自信」を

今も触れたように、あと一歩踏み込んだ形で答えが選ぶことができるようにするためには、まずは知識を確実なものにしておくことが重要です。夏期講習では3年生の1学期までの学習内容をしっかりと復習していきます。ここで知識を確実なものにしていきましょう。そして敬倫塾のクラス指導の夏期講習会は圧倒的な時間数があります。この夏に「これだけの時間を勉強したんだ‼」という「経験」が、自分の「自信」につながります。問題に対峙して、迷ったときに、「これだ‼」と答えを選ぶとき、自分を後押ししてくれるのは自分に対する「自信」です。是非、この夏期講習を「経験」することによって、自分に「自信」を持って下さい。敬倫塾の夏期講習は、その実感ができます。我々各教科担当も、その実感を掴んでもらうことを目指して、全力で臨んでいきます。是非、ご期待ください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。