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名古屋市 北区・東区の学習塾  明和,向陽,瑞陵,名西高校の進学と指導  大学・高校・中学受験  集団一斉授業・個別指導

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〒462-0833 名古屋市北区水切町6-90-2

敬倫塾 塾長からの提言 2018年7月15日号

大学までの進学を考える人達のために

大学に進学するには大きく分けて3つの方法があります。

【1】公募制推薦入試

志望校の出願条件を満たし、高校の学校長の推薦を受けることで、調査書を主な資料として判定する入試方法。高校入学当初から高校3年生の1学期までの学内の成績が条件となる場合がほとんど。だいたい、評定平均値が3.5以上あればよいが、比較的入りやすいと言われている大学では3.0以上としているところもある。4.2以上あればかなり高いレベルの大学が望める。志望校から発表される出願資格の確認が必要。学力試験が課されないことが多く、一般的には小論文や適性検査、面接などに調査書等の書類を組み合わせて判定される。

(1) 指定校制推薦

大学が特定の高校を指定して実施する入試方式。合格率はほぼ100%だが、1〜2名の枠しかない。勉強や部活などの成績等を評価して、高校で校内選考が行われる。

(2) 公募制一般推薦

大学ごとの出願資格を満たして、出身学校の校長から推薦された生徒が受験可能。評定平均値に基準があることが多い。

(3) 公募制特別推薦

スポーツや文化活動における実績が評価される。評定平均値に基準があることは少ない。

【2】AO入試

様々な視点から出願者の能力・適性・学習に対する意欲、目的意識等を、大学が求める学生像に照らし合わせて判定する方法。高校の学校長の推薦の必要がない。自己推薦型の入試。多くの場合、エントリーから選考終了まで長期間に渡り、また、大学ごとに選抜方法や時期が異なる。基礎学力よりも、その大学に入学したいという熱意が重視されるので、場合によっては高校2年生の頃から目的意識をしっかりもち、早くからイベント等に参加する必要がある場合がある。

【2】一般入試・センター試験

一般入試は大学独自の試験によるもの。多くの私立大学は推薦入試やAO入試で定員のかなりの割合の入学希望者に合格を出している。一般入試では学力が高い生徒をとろうとし、成績優秀者には学費免除等の優遇をしている。また、国公立大では、センター試験の高得点者には大学独自の学力試験を課さないところもある。

名古屋地区では、折角、難関高校に入学できたのに、その後部活等に明け暮れ、公募推薦入試の資格を失ってしまっている高校生が多いようです。そういった人達は、一般的にAO入試についての対策もきちんと行っていないようです。3年生の6月頃から今までの不足している学力をとり戻そうとしても、それはほとんど不可能なことです。岡崎・刈谷・豊田・豊橋・一宮等に住んでいる高校生の多くは、部活等をしていても学校での成績を大事に思っています。名古屋地区に住んでいる高校生たちのライバルは彼らです。自分の周囲に目標を持っている高校生が少なくても、決してそういった人達の仲間にならないようにしなければなりません。高校生活はたったの3年間です。その後、何年間も生きていかねばなりません。どうか自分の将来を明るいものにできるようにして下さい。

皆様のご意見をお聞かせ下さい。

敬倫塾塾長 加藤敬志
2018年7月15日号

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